本日のお題は皆大好き!「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」
今さら何故?「エイラク」と思われますが私がこの作品を見るキッカケは宮廷ものってハードル高いなぁ~もっと気楽に見れる作品って無いかな?って探していたころこちらをお勧めされ見ることに。お勧めしてくれた方は作品の面白さは言うまでもないけど主人公の「瓔珞」と皇后の弟「富察傅恒」の恋のお話が良いよー♡と言われて見始めたのですが確かに「面白い!」「分かりやすい!」「富察傅恒かっこいい!」と思いました。
しかし!私は気になった。
瓔珞と富察傅恒の恋模様・・・お互いに惹かれあってた?ホントに?富察傅恒の一方的な片思いでは?なんて考えが浮かんだのですよ。。。
そう感じたのは最初の出会いから復讐心と負けん気が強く一度疑ったら一歩も引かない性格の瓔珞は彼の清廉さを良いことに利用するんですよねェ。
会うたびに利用される富察傅恒さま!時には「若様ぁ~~ん♡」と甘ったるい声で駆け寄ってみたりわざとつまづいて彼に抱きつくとか!めちゃわざとらしい策を仕掛けるんです。笑顔も大げさでどこまでが冗談でどこまでが本気なの?と心が読めないんです!
いつもの富察傅恒ならそんなあざとい女子には見向きもしないはず!だけど知らない間に骨抜きにされちゃってるんですなコレがっ!!好きに理由は要らないけど・・・
周りは傅恒さまファンで溢れ返ってるのに女子の経験が無い?うぶだったん?
私の目に映った2人の関係は常に瓔珞が不機嫌でイラついていて傅恒さまはそんな素っ気ない瓔珞が愛おしくて仕方がない・・・傅恒さまってドМなのか?笑!
途中見てて傅恒さまが気の毒でしかたなかったです。間違いなく瓔珞が上手!
身分違いの恋でもあるし史実と異なっては駄目なのは分かるけど私ならもう少し分かりやすく2人の気持ちが通じ合った瞬間みたいな場面が欲しかった・・・
例えば結ばれないと分かっていても2人だけで誓いを立てるとかね。。。
皆さんはどこにキュンキュン💛したんでしょうか?
もしかして恋文ならぬ「香り袋」渡した時ですか?あのシーンも私には「はぁ~い♡欲しがってたからあげちゃう~!」と軽い感じにしか受け止められなかった。笑
本来の瓔珞の性格って真面目でこんな策略を掛ける様な人物ではないはずだからせめて好きになってくれた人との会話場面は丁寧に描いて欲しかったです。
もしそんな微笑ましいやり取りがあったなら応援したくもなっただろうしグッと来たに違いない!
そして富察傅恒との関係で外せない方が喜塔臘爾晴(ヒタラジセイ)ですね。
私この喜塔臘爾晴が一番気の毒な人と思ってます。
ほとんどの方が彼女は悪女で大っ嫌いキャラだと言われてますね!
それって富察傅恒と瓔珞の恋邪魔をしたから?確かに瓔珞が傅恒と密会していたことを皇帝に気づかせたりといろいろ意地の悪いことやってますが2人が会ってる事今回が初めてじゃないし!瓔珞の方こそ事あるごとに皇帝に口答えして本来なら死罪ですよ。
それ考えたら爾晴のやってることなんて可愛いもんだと思う。
爾晴は同じ奴婢でも身分が高い出身の出でしかも先輩。瓔珞が現れる以前から富察傅恒とは良縁だとされてきた人で6年だったかな?皇后さまに使えて嫁ぐ日を待ちわびていたわけだからそこに横入りが出てきたら気分良くないわね・・・。好意を持ってるかは別としてね!
結局汚い手を使って傅恒と結婚できたけどこの結婚だって瓔珞を危機から救う為に傅恒自ら選んだことだから爾晴ひとりを悪くは言えない!
そして印象的だったのは結婚の報告で皇后さまの所に行った際に明玉(めいぎょく)に言ったセリフ。「使えていたころは雪が嫌いだった。冷たい地面に常に膝まづかされていたがやっと雪を愛(め)でる時が来た。」って彼女が望んでいたことは安らぎなんですよね。←少なくとも私はこの様に受け取った。
しかしそんな爾晴の気持ちとは裏腹に傅恒は未練たらたらで・・・
皇后(お姉さん)にも叱られて・・・情けない。
理由はどうあれ自ら選んだ道だよ!後悔してどーすんのォ?傅恒殿!!!!
それにねっ!結婚式の後言ったよね?「時間は掛かるが君を幸せにする。」って!
それなのに結婚して1年が過ぎても爾晴に指一本触れず部屋も別々でその部屋さえも掃除に来る人だけ入ることが出来るって酷いね。
この時代の女性は子供を産んでこそ一人前だとされてて爾晴は肩身の狭い思いをしていたはずです。いくら瓔珞が忘れられないからと言って部屋まで別々にされたら「侮辱」しかないですよ。
その後の夫婦関係の悪化は見ていて気分が悪くなるほどお互い罵り合ってて爾晴もやりすぎちゃってるの!!完全に心が壊れちゃった感じ・・・
そんな精神状態なのに守るどころか「きみは瓔珞にはかなわない」とか言っちゃうんだなぁ~。そんなに瓔珞一筋なのになんで結婚した?ってなるのよ。
やっぱ、一生独身を貫く宣言したらよかったんだよ!
By 美人骨~周生如故
もし瓔珞を忘れる努力をして家族を大事に思ってくれてたら別の幸せがあった訳だしこんなに辛い人生を送らずに済んだよねって・・・。
爾晴もこんな性悪女ではなかったと思う!だってあの優しい仏の様な皇后に長年使えてきた人なんだよ!愛されないって辛いね・・・
当の瓔珞は傅恒が裏切ったと思い悲しみに耐えきれず後悔している気持ちを袁春望(えんしゅうぼう)に聞いてもらうんですが厳しく「お前が悪い自業自得!利用してたんだろう?今更勝手だ!」って叱ってくれたんですよ。私この袁春望って最初っからキャラが掴めなくて不思議くんだったんですがこれをキッカケに本当の兄の様な存在になり絆が深まった瞬間だったと思います。私も良くぞ言ってくれた!って。
この有名な雪の中歩かされるシーンは富察傅恒との決別を心に誓う場面!
後は皆さんご存知の通り皇帝の側室になります。←いろいろ飛ばし過ぎですが。笑
瓔珞の傅恒を吹っ切るのが男前!!!!!気持ちの切り替えが早い!早い!
皇帝も傅恒から瓔珞を奪った形になりますが皇后が可愛がる瓔珞に興味をもつことはとても自然でドラマの中でどろどろとした略奪愛ではなく収まるところに収まった感じに仕上がっているので皇帝と瓔珞カップルはとても好きでしたね。
瓔珞があっさりした女子なんで皇帝とのシーンでは傅恒の存在を忘れちゃうほど微笑ましかった♡ ドラマ的にここがカップルにならないと話進みませんからね~
おまけ
「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で結ばれなかった瓔珞と富察傅恒の人気にあやかって「尚食~美味なる恋は紫禁城で~」が制作され私も見ましたが正直ナニコレ!?でした。爆
簡単に説明すると宮廷料理人に恋をする皇帝とのやり取りがゆる~く描かれているドラマ。良いところを上げろと言うなら中華料理がうまそーってぐらいかな?
ラブラブを期待して見たら駄目なやつだった・・・そのつもりで再共演のはずが残念!
話もかなりカットされてるそうで話が繋がらない部分もあったらしい?
見たのに「らしい?」ってと突っ込まれる前に白状すると。あまりにも面白くなくて半分ぐらいから早送りしてみたからです。「瓔珞<エイラク>」と同じプロデューサーが制作しててこんなに駄作を作ってしまったんだぁと・・・。
シュー・カイ、ウー・ジンイエンという売れっ子たちの無駄遣いでしたね。
いかがだったでしょうか?特に「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」での私が感じた感想は一般的に意見の違いが大きいと思ってます。
今回の書き込みは作品が「好き」だからこその意見として受け取って欲しいです。そして嫌われキャラの喜塔臘爾晴(ヒタラジセイ)について同じ感想を持った方がいらしたら嬉しいなぁ~。
主人公の2人は今でも愛され続けています。俳優陣もこの作品をキッカケに今ではトップスターの仲間入り!繰り返し見たいドラマなのは間違いなし!
まだ見たこと無い方や既に何度も見ている方も改めて見るキッカケになってくれたらいいですね♪